心療内科への相談

男女

不登校や引きこもりの原因は

ここ10年ほどの間に、メンタルクリニックを受診する小学生の数は急増しているという統計があります。これまで鬱病は大人の病気と考えられていましたが、近年では子どもも鬱病にかかることが知られてきました。小学生鬱病は本人が不調を感じていても、周囲の人に上手く伝えられないことが多く、発見するのが難しいという特徴があります。そのため理由がよくわからないのに、急に成績が落ちてきたり、不登校や引きこもりになったりするケースが見られます。小学生鬱病も大人と同じように、放置しておくと治療が困難になるため、できるだけ早期に受診し対策を講じることが大切です。医療機関では子どもの場合、薬物療法を用いることもありますが、認知療法や精神療法で治療するのが一般的です。認知療法はネガティブ思考からポジティブ思考に改めるよう指導する方法で、ストレスに強い精神力を作る効果が期待できます。また隠された悩みや苦しみを医師やカウンセラーに話すことで、心を楽にするという方法もあります。

本人が不安感や抑うつ気分を感じていても、外から見ているだけでは分からないこともあります。小学生鬱病の初期に現れる症状としては、食欲不振や不眠のほか、軽微な発熱や腹痛などが挙げられます。こうした症状で内科を受診しても原因がはっきりしない場合は、鬱病を疑ったほうがよいかもしれません。いきなり精神科や心療内科に行くのはハードルが高いという方は、校医さんや保険医さんに相談するのもひとつの方法です。場合によっては小学生鬱病に詳しい専門医を紹介してもらえることもあるでしょう。子どもが鬱病について理解できる年齢なら、十分に話し合ってから専門クリニックを受診させることが大切です。小学生鬱病も大人の鬱病と同じように、過度の励ましは症状を悪化させる恐れがあるので気をつけてください。病気であることを理解し、温かい目で見守ってあげることが治療の助けになります。また治療の前に予防するのがベターであることは言うまでもありません。日頃から親子のコミュニケーションを頻繁にして、子供の体調変化を見逃さないようにしましょう。

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